SBFの活動報告

Shanghai Business Forum
Active Report

2008年4月 上海ビジネスフォーラム活動報告

開催概要

日時 4月19日(土曜日) 14時00分~17時00分
テーマ 「計測機器業界の現状紹介」と「弊社R&Dセンターのご見学」(計測機器について-その2)
講師 電計貿易(上海)有限公司 鈴木 茂昭さん
場所 電計貿易(上海)有限公司/電計科技研発(上海)有限公司 R&Dセンター
出席 45名

概要

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージ今回はSBF創設以来、初めてチャーターバスでの企業見学となりました。
12:30にガーデンホテルに集合。大型バスで一路、上海紫竹科学パークへと出発しました。お昼の出発ということもあり、車中では持参のお弁当を食べる参加者もチラホラと。

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージ約45分で勉強会会場となる日本電計上海R&Dセンターに到着しました。(玄関スクリーンには「歓迎SBF」の表示が!)バスと企業見学ということで社会科見学の雰囲気を想い起こしました。
鈴木さんは今回で2回目の幹事です。前回は2007年3月に「計測機器についてーその1」というテーマで科学実験満載の楽しい勉強会を開催して頂いています。

2007年3月上海ビジネスフォーラム活動報告はこちらから

1.上海紫竹科学パークについて

上海紫竹科学パークは産学協同による研究開発地区となっており、半導体、電子、機械、材料、バイオ等の研究開発が行なわれています。一帯は緑が多く広々としていて、アカデミックな雰囲気が漂っています。教育機関としては上海交通大学、華東師範大学があり、日系を含む外資企業のR&D部門が入居しています。R&Dに特化し、生産を一切行なわない地区として、今後の更なる発展が期待されています。
また、同パーク内では日系企業間の新たな交流も進んでいるそうです。

2.日本電計上海R&Dセンターについて

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージ同社は中国進出12年、上海は50名体制で、うち日本人は10名です。あらゆる測定機器を扱っており、中国では約1000社のメーカーの商品を日系企業に販売しています。顧客に対しては「日本国内と同じ条件で製造ができる」をキャッチフレーズに、商品選択のアドバイスから、輸入手続きの代行や据付、メンテナンス業務を行なっています。商品だけではなく、サービスによる付加価値をつけた販売がセールスポイントです。まさに、付加価値が低くなった昨今の日系企業の生きる道を先行しているといえそうです。

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージR&Dセンターでは商品の展示、信頼性試験の受託、試験設備の貸し出し、測定機器のメンテナンス、市場調査等を行なっており、販売部門とR&D部門が同じ場所にあることで相乗効果をもたらしています。 中国における検査・計測機器の位置付けは年々高くなっています。各種検査・計測機器は良い製品を製造するための基本であり、中国の産業の変化や国際競争力にも影響するからです。同社では中国市場を、分野別の生産量、市場伸び率等を徹底的に分析し、データの裏付けをもとに綿密な販売計画を立てています。

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージ日本の計測器メーカーも、同社なしでは生産計画も立たないでしょう。

また、特筆すべきは同社の日本人スタッフの役割です。同社では日本人スタッフはサポート、コンサルティグ的な役割に特化し、総経理をはじめとして、運営は全て中国人スタッフが行なっています。現時点の主要顧客は日系企業ですが、将来はこれがローカル企業に移行してゆくことを想定し、最初から中国人スタッフが主体となり運営を行なっているそうです。

3.R&Dセンター内見学

参加者多数のため、全体を3班に分けて見学させて頂きました。

【3階】管理部門、社長室、会議室、SOHO室

→なんと、社長室と会議室はガラスで仕切られているだけです。(どちらが監視されているのか分かりませんが)SOHO室はメーカーや進出準備企業が利用しています。

【2階】メーカー小型機器展示室、メーカー貸出し用実験室(化学/物理)

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージ→電気関連試験の小型測定機器が数多く展示されています、一部は貸し出し中でした。また、実際に実験中の測定機器も見せて頂きました。

【1階】メーカー大型機器展示室、修理室、更正室

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージ→振動試験、温度試験用の大型測定機器が展示されています。まさに大きな実験室でした。 また、センター内の各所には「5S」や仕事に関するスローガンのポスターや標語が掲示されており、非常に勉強になりました。掲示されるポスターの内容も中国人スタッフが決定しているそうです。

まとめ

普段はあまり目にすることのない測定機器を実際に見る貴重な機会となり、測定機器なしでは現在の社会は成り立たないということをあらためて認識することができました。また、測定機器を通じて、中国の製造業の将来を考える機会ともなりました。会員のご協力により、実際に企業の現場を見学することができるのもSBFの魅力のひとつです。今回は特に日系企業の中国でのR&Dの展開ということで、日中間のビジネスの最先端を垣間見ることができました。

幹事をして頂いた鈴木さんは、勉強会当日朝のフライトで出張先から上海にお戻りになられたとのことでした。お忙しいところ、本当にありがとうございました。

また、バスの手配をお手伝い頂いた上海和平国際旅行者の島根崇さん、食事会の手配をお手伝い頂いた上海誠鋭実業有限公司の叶家胤さんにこの場をお借りしてお礼したいと思います。ありがとうございました。

新規会員及びゲスト参加者

渡辺 宏治さん 河錦商務服務有限公司
楊 英さん 上海愛吉信息技術有限公司
高安 敦子さん 上海基望斯企業管理諮詢有限公司
宋 芸麗さん 上海基望斯企業管理諮詢有限公司
山本 光裕さん 愛徳威広告(上海)有限公司
応 啸宇さん 上海龍美紙製品製造有限公司
包 海英さん 香港太平財産保険公司
塚本 博信さん 工程管理研究会
安良岡 祥宏さん 上海瑞可利商務諮詢有限公司
佐藤 弘康さん 上海瑞京広告有限公司
楊 愛凛さん 上海金鑰匙広告有限公司

食事会

上海ビジネスフォーラム食事会イメージ18:00より徐家漚の中華レストラン「尋尋蝶蝶」にて。
参加者40名。

店名「蝶々を求めて」(独断による訳です。)の通りSBFにぴったりの(?)お洒落な雰囲気のお店でした。
店員さんのユニフォームがとても綺麗で、ほぼ山本リンダさんの「ウララ~♪ウララ~♪」の時の服装でした!(黒のフレアパンツはまさにバタフラ~イ!一見の価値ありです!)

初参加の方を加え、いつものように美味しく、楽しい時間を過ごすことができました。